Pasona

top

Form 1042

(2014年12月10日の発行記事です)
2014年も残すところあと僅かとなりました。皆様の会社も年末年始の準備をされていらっしゃる頃かと思います。本号では新年の経理提出書類であるForm 1042を紹介します。

Form 1042

Form 1042とは、米国非居住者 (外国人・外国法人)への支払いに関する税金を米国政府へ開示報告する為の書類です。米国非居住者に対して、利子・配当・ロイヤリティー・その他の支払を行う場合は、その金額と内容をForm 1042にて年次報告をする義務がございます。
日本企業の米国法人が日本の親会社よりローンを受けているケースがあるかと思いますが、日米租税条約により源泉が免除される場合であっても、Form1042の提出義務は残る為注意が必要です。 それでは、Form 1042申告方法をステップに沿ってご紹介致します。

Step1 :W-8BENの入手
W-8BENに関しましては11月号に掲載致しましたが、前号のおさらいをさせて頂きます。

W-8BENとは、米国の源泉徴収における米国非居住の証明書であり、企業は米国内のお支払い先にW-9の提出を求めるのと同じように、米国非居住のお支払い先にはW-8BENの提出を求める必要がございます。米国非居住者は当該フォームを提出することにより、租税条約に基づき、米国での源泉税率の軽減又は免除などの恩恵を受けることになります。

こちらのW-8BENですが2015年1月の提出分より個人と法人などの事業体により米国非居住者より提出頂くフォームが変わります。(2014年12月提出分までは、個人及び法人共にW-8BENを使用できます。)

2015年1月以降も個人の米国非居住者については引続きW-8BENとなりますが、法人等の米国非居住者はW-8BEN-Eの提出へと変更になります。また、NPO法人など事業形態によっても提出するフォームが変わりますのでご注意下さい。

個人:W-8BEN: http://www.irs.gov/pub/irs-prior/fw8ben--2014.pdf
法人:W-8BEN-E: http://www.irs.gov/pub/irs-prior/fw8bene--2014.pdf

Step2 :源泉徴収の納付
米国非居住者への支払時に源泉徴収された税金は、徴収額により納付の期日が異なります。
1. 源泉徴収額が、7日・15日・22日・月末時点で$2,000以上となった場合
→ 3営業日後までに納付
2. 源泉徴収額が、月末時点で$200以上$2,000未満となった場合
→ 翌月15日までに納付
3. 源泉徴収が12月末時点で$200以下の場合
→ Form 1042の申告と共に納付(3/16/2015)

納付はEFTPSにて行います。www.eftps.gov/eftps
EFTPSのアカウントをお持ちでない方は事前登録が必要となります。
納付が遅れた場合、ペナルティーが科せられる場合があるので注意が必要です。

Step3 :Form 1042の作成と提出
Form1042の提出期限は3/16/2015です。以下3種類のフォームの提出と、未納付の源泉徴収がある場合は納付を行います。

1. Form 1042:年間源泉徴収額を記入します。
Form :http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/f1042.pdf
Instruction :http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/i1042.pdf
2. Form 1042T:何人の受領者がいるかを記入します。
Form & Instruction :http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/f1042t.pdf

3. Form 1042S:それぞれの受領者への支払額を記入します。
(250社(人)以上の受領者がいる場合はオンラインで1042Sを提出する必要があります。またオンライン提出の場合は1042Tの提出は必要ありません。)
Form :http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/f1042s.pdf
Instruction :http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/i1042s.pdf

提出先:Ogden Service Center
P.O. Box 409101 Ogden, UT 84409


【免責事項】
本ニュースレターの内容は、米国人材・人事・経理・給与に関する一般的な情報の提供のみを目的とするもので、法的助言を目的としたものではありません。 法的行動を起こされる際には、必ず専門の弁護士にご相談下さい。

Catch
© PASONA N A, INC. Pasona