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第12回 Peachtreeの便利機能 - Internal Accounting Review

(2012年3月の発行記事です)
最終回を迎えた本連載ですが、今回はPeachtreeに装備されている"Internal Accounting Review" 機能について説明したいと思います。この機能は、指定した期間中におかしな仕訳けや入力がないかどうかPeachtreeが調査をしてくれるもので、Peachtree Pro以上のバージョンに標準装備されています。どのような調査が行われるのか、下記のリストを見てください。

  • Un-reconciled cash accounts: 残高調整が行われていないCash Accountの抽出
  • Out of sequence checks: 発行したチェック番号がとんでいないかどうかの確認
  • Balance check between AR account and aged AR report: 売掛金総額とAged AR Report に差額がないかどうかの確認
  • Transactions posted to inactive records: 現在使用していない (古い) 勘定科目へ計上された入力の抽出
  • Transactions entered in the future: 当月ではなく、先の期間の日付で計上された入力の抽出
  • Payments or checks that do not credit a cash account: Cash以外の科目が貸勘定として使われた入力の抽出
  • Transactions that debit and credit the same general ledger account: 借方・貸方が同じ勘定科目の入力の抽出

実際にはこれ以上の項目をPeachtreeが調査してくれます。怪しい入力が見つかった場合には、画面上で赤いフラッグが立ち、実際の入力項目が表示されますので、その項目をクリックして入力画面に入り、必要であれば訂正を加えると言う手順になります。General Ledgerを見ただけではこのような入力ミスを拾う事はなかなか困難ですので、Peachtreeがこの作業を行ってくれる事で帳簿の信頼性を高めることが可能になります。Accountantにとってはとてもありがたい機能のひとつではないでしょうか。毎月PeachtreeのPeriodを変更する際に"Internal Accounting Reviewを行いますか?"と言った内容のメッセージが出てきますので、"Yes" をクリックすると自動的に調査が始まります。また、手動で調査を行いたい場合には"Reports & Forms"モジュールの中の"Internal Accounting Review…"をクリックすると調査がスタートします。是非活用してみて下さい。
2月上旬にPeachtreeに関する大きなニュースがSageより飛び込んできました。2012年5月よりPeachtreeの名称がなくなり、Sage 50 と言う新たな名前に生まれ変わります。当面は名前の変更のみで、Peachtreeに備わっていた全ての機能などに変わりはないと発表されています。現在Peachtreeにて経理データを管理されている会社では特別大きな影響はないものと思われますが、今後数年以内に何らかシステム変更が行われる可能性はあるでしょう。Sage Group は、MASなどで大きく知られており、Oracle・SAPに次ぐ世界第3位のERPのサプライヤーです。今回発表のあったSage 50 と言うソフトウェアーは実は英国では既に存在する商品で、Peachtreeとは別物でSageの発表によると英国版と米国版は違う商品として存在し続けるようですが、いつまでと言った期限の発表などはなされていません。今後少しづつ機能の変更などSage商品の統一化などに向けた動きがあるものと思いますので、当社でも新しい情報を追いかけて行きたいと思います。Peachtreeをご利用で、今後のアップデートなどに関する情報が必要な場合にはお気軽に当社にお問い合わせ下さい。Sage Accountants Network を通して入手できるホットな情報をお届けしていきたいと思います。

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